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海洋汚染、韓国に加え北朝鮮由来の漂流物も深刻…日本海沿岸にペットボトル117本 金正太郎氏リポート (2/2ページ)

 韓国製のボトルも2本あった。ラベルを剥がした跡があったが、1本は釜山にある有名メーカーのマッコリと判明した。

 北朝鮮は「自力更生」をスローガンにしており、傀儡(かいらい)国家とする韓国産品の輸入はご法度だ。ただ、実際には「味が良く、保存期間が長い」(脱北者)ことから、中国経由で密輸されて富裕層に珍重されているという。

 北朝鮮は昨年1月、新型コロナウイルスの流入防止のため国境を閉鎖した。このため、物資不足で市民生活が混乱しているという。北朝鮮メディアは「再資源化」を強く訴えており、住民からペットボトルを供出させている可能性もある。

 今回の「ごみの塊」をどう分析するか。

 宮塚コリア研究所の宮塚利雄代表(朝鮮近・現代経済史)は「北朝鮮からのごみだろうが、一度に大量の漂着は珍しい。漁師が網でまとめたものが何らかの理由で漂流したのではないか。北朝鮮で網は貴重品だ。それを使って保存するほど価値があるのだろう。製造年月日が数年前なのは(輸入原料が枯渇して)飲料や酒の製造が減ったのだと思う。外国製の飲料は成り金が飲んだのではないか」と語っている。

 

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