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「こんな死に方は悔しい」北朝鮮軍で死者続出…金正恩が緊急指令 (1/3ページ)

 北朝鮮の金正恩総書記は、武力総司令官の名義で、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の軍団、司令部の指揮部などの拠点に、保養所を設置する指示を下した。保養所と言っても、レジャー施設ではない。栄養失調者を収容する施設だ。

 朝鮮人民軍内部のデイリーNK情報筋によると、今回の指示の発端となったのは、国防省後方局と軍医局が合同で出した報告書だ。1期戦闘政治訓練(冬季訓練)の期間中、軍全体の部隊を対象に行なった栄養失調の実態調査に基づいて作成された。

 栄養状態が悪く、訓練から落語する兵士が少なくないと指摘した報告書は、保養所の開設を提案している。北朝鮮では久しく前から、軍の食糧が輸送過程での横流しや横領で目減りし、末端の兵士に充分な量が届かない問題が存在する。それに加え、コロナ鎖国で営農資材や肥料が輸入できなくなり、収穫量そのものが減って、食糧難がより深刻化したことが原因だ。

 これにより、部隊内での餓死も続出している。

 (参考記事:北朝鮮「骨と皮だけの女性兵士」が走った禁断の行為

デイリーNKジャパン

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