記事詳細

【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】ワクチン架空予約問題、システム不備より接種が進まないことが重大リスク! 自衛隊大規模接種スタートも…場当たり的な対応に疑問 (2/2ページ)

 突貫工事で、会場の設営から、人員の確保、ワクチン輸送の手配、予約から接種のシステム構築など、やるべきことは山のようにあったはずです。当然、すべて完璧に行えるわけがありません。今回の問題は「拙速か、巧遅か」、どちらを選択するかに収れんするのだと思います。

 岸信夫防衛相のツイッターなどでも分かる通り、防衛省はシステムの不備も把握していたのでしょう。ただ、最終的に現場で接種券番号で本人確認するので、仮に「架空の予約」が入っても間違った人にワクチンを接種するミスは起こらないと割り切ったようです。

 コロナ禍という「有事」だけに、システムの無謬(むびゅう)性にこだわって接種が進まないことの方が、社会全体としては重大なリスクでしょう。少なくとも現場はそう判断したのだと思います。

 むしろ、任せるのであれば、どうしてもっと早くから備えさせなかったのか? こんなギリギリの準備では、綻(ほころ)びも出るというものです。私はこの場当たり的に見える対応の方が気になりますが…。

 ■飯田浩司(いいだ・こうじ) 1981年、神奈川県生まれ。2004年、横浜国立大学卒業後、ニッポン放送にアナウンサーとして入社。ニュース番組のパーソナリティーとして、政治・経済から国際問題まで取材する。現在、「飯田浩司のOK!COZY UP!」(月~金曜朝6-8時)を担当。趣味は野球観戦(阪神ファン)、鉄道・飛行機鑑賞、競馬、読書など。

関連ニュース