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【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】習主席、イメージアップ狙うも早くも馬脚現す コロナ起源めぐり米英で武漢研究所「漏洩説」 (2/2ページ)

 では、当の中国はというと、「陰謀論である」「政治的な動機に基づいている」「輸入冷凍食品を経由して感染した」「軍のスポーツ大会の折に米軍が持ち込んだ」など陰謀論めいた反論を繰り返し、世界中から冷たい視線を浴びてきました。

 ただ、今回は報道や国際的圧力を突っぱねられなかったのでしょうか。習近平国家主席が5月31日、中国共産党の会合で、「信頼され、愛され、尊敬される中国のイメージをつくり上げるよう努力せよ」と語ったと、国営新華社通信が報じました。

 であれば、国際的な第三者機関による公平な調査を受け入れるべきです。追及の矛先をそらし、相手を侮辱するような外務省報道官らの言動も慎んでほしいと思いますが、同国は早くも馬脚を現しました。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報編集長、胡錫進氏は、民主化を求める学生が武力弾圧され、多数の死傷者が出た天安門事件(1989年)が起きた6月4日、次のようにツイートしたのです。

 「32年前の出来事で、この事件のすべてを理解している人は多くないが、米議会議事堂占拠事件はそう遠くない過去だ。国家の暴力を言うなら、まず議事堂占拠事件を言うべきではないか?」

 中国共産党の喉と舌とも言われる主要メディアの幹部からしてこれですから、何をかいわんやですね。

 ■飯田浩司(いいだ・こうじ) 1981年、神奈川県生まれ。2004年、横浜国立大学卒業後、ニッポン放送にアナウンサーとして入社。ニュース番組のパーソナリティーとして、政治・経済から国際問題まで取材する。現在、「飯田浩司のOK!COZY UP!」(月~金曜朝6-8時)を担当。趣味は野球観戦(阪神ファン)、鉄道・飛行機鑑賞、競馬、読書など。

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