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【ジュリア・ミント プーチンの国より愛を込めて】政府が決めた強制接種は有効だろうか (1/2ページ)

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 先週、ジムでトレーニングをしていると、窓越しに反対側のアパートメントから黒い煙と炎が高く舞い上がってるのが見えました。

 後で知りましたが、それは5月から私たちの街を脅かしている数十件の火災の1つでした。暑く乾燥した天候とコロナ疲れによる市民の怠慢が、火事に最適な条件を作り出しているようです。

 同時に、ここ数カ月の間、銃を持って学校に乱入した19歳の男が教師や生徒9人の命を奪う事件や狩猟用ライフルを持ってアパートのバルコニーから通りすがりの人々に発砲し続けて、多数の市民を負傷させた元警察官の男の事件など、おかしな行動をする人々のニュースを目にすることも少なくありませんでした。

 私が暮らすエカテリンブルクでも、酔ってナイフを持った男が屋外で3人の市民を殺害する事件があったりしたので、最近は陽気の良さと相反して、休日でもなかなか外出する気分になれません。

 このような犯罪の原因は、先の見えないコロナ疲れや、失業者や貧困者の増加などと無関係ではないような気がします。

 そして、ここにきてより感染力の強いデルタ株の流行により、ロシアのコロナウイルスの状況は再び悪化しています。

 特に1日の感染者が再び1万人を超すようになってしまったモスクワでは、医療や教育、飲食業などの事業者に対し、従業員の60%のワクチン接種を8月15日までに終わらせることを義務づけ、違反した場合は仕事を解雇される恐れがあります。

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