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日米豪印「クアッド」先端技術で連携加速 中国のAI・半導体による「世界支配」を断固阻止へ 13日に国際会議 (1/3ページ)

 日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」が、最先端技術分野での連携を加速させる。習近平国家主席(総書記)率いる中国共産党政権が、人工知能(AI)や半導体などの覇権を握ることで「世界支配」を画策するなか、自由・民主主義陣営としてこれを断固阻止する構えだ。AIは、軍事や医療、金融など領域を超えて活用され、半導体は「最強の戦略物資」とされる。来週13日、関係閣僚が出席する国際会議が開催される。 

 

 「日本の井上信治科学技術担当相を講演者として、発表できることをうれしく思う」

 米国のAIに関する国家安全保障委員会(NSCAI)は6日、ツイッターでこう発表した。

 国際会議には、井上氏のほか、ロイド・オースティン米国防長官や、ジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)に加え、北大西洋条約機構(NATO)や国際機関の高官らが参加する見通しだ。

 AIの軍事利用は、核兵器の登場に匹敵する軍事革命とされ、人権への配慮に乏しい中国の台頭は看過できない。半導体は、あらゆるハイテク製品に活用される重要な戦略基盤技術であり、米中の覇権争いが展開されている。

 会議では、経済安全保障の観点から、クアッドや国際機関における協力や、技術流出防止、グローバルなプラットフォームの育成、サプライチェーン(供給網)の再構築などが議論される予定。

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