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無観客五輪は“菅首相の敗北” 識者が痛烈批判 門田氏「反五輪の圧力に屈した」 木村氏「再発令の根拠は説明必要」 小川氏「菅おろしのシナリオも」 (3/3ページ)

 緊急事態宣言を繰り返すことに警鐘を鳴らすのは文芸評論家の小川榮太郎氏だ。「海外の状況と比較すると日本の感染が少ないことは明白で、漠然と緊急事態宣言を繰り返しても、命の危機にさらされている実感は薄まるばかりだ」と語る。

 菅首相は、前回の緊急事態宣言解除から3週間で再発令に至ったことを陳謝した一方で、「ワクチンの効果が明らかとなり、病床の状況など改善がみられる場合は前倒しで解除することも判断する」とも言及したが、遅きに失していないか。

 小川氏は「菅首相は社会を正常化させた上で五輪を開催させるべきだった。そうならない以上、閉会後すみやかに新型コロナの危険性を見直し、打撃を受けた産業への補償を実行することが重要だ。いつまでも世論の反応をうかがっていれば社会は混乱を増し、自民党も衆院選で劣勢に追い込まれる。そうなれば菅首相おろしの動きが党内にも起こるシナリオが見えてくる」と語った。

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