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五輪直前に“日米防衛連携強化”の理由 岸防衛相と米司令官が会談 「同盟の絆」強調 識者「中国の横暴許さない強い覚悟」 (2/2ページ)

 リチャード氏は12日、茂木敏充外相とも会談し、日米両国で情報保全やサイバーセキュリティー分野での連携強化に努める方針も確認した。

 茂木氏はこの日、中国がオランダ・ハーグの仲裁裁判所の判決を無視して、南シナ海で覇権拡大を続ける現状を「国際法に従った、紛争の平和的解決の原則に反し、法の支配を損なっている」と批判した。

 日米の連携強化に合わせるように、米海軍第7艦隊のミサイル駆逐艦「ベンフォールド」は同日、南シナ海の西沙諸島周辺で「航行の自由」作戦を実施し、中国への対抗姿勢を鮮明にした。

 福井県立大学の島田洋一教授(国際政治)は「日米の一連の動きは、東京五輪直前というタイミングでも、東・南アジア地域に『力の空白』を決して生じさせず、『中国の横暴を許さない』という強い覚悟を目に見えるかたちで打ち出したもので、高く評価できる」と語っている。

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