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【編集局から】いよいよ開幕、東京五輪 現場取材で可能な限りの「生の声」を届けたい

 来週に開幕が迫った東京五輪。初めて取材パスを携え現場取材にあたる私にとっては、楽しみと同時に不安も募ります。

 “平時”のリオ五輪までは、一部の人気競技を除けば自分で立てた計画に沿って各会場を回れたといいます。しかし、コロナ禍の今大会は全競技で事前予約システムによる抽選が立ちはだかります。これまで力を入れて取材してきた女子ソフトボールの試合も、球場でじかに取材できるか否か、前夜まで分からないという状況です。

 また、現場に入る報道陣の全員が健康観察アプリ「OCHA」と「ICON」に登録する必要があるのですが、弊紙は期日までに受理されたとの連絡がもらえませんでした。大慌てで方々を調べ回って判明したのは、弊紙の日本語表記「夕刊フジ」と英語表記「Fuji Evening News」が先方で合致せず、放置されていたという現実。関係者に聞けば「海外メディアでも同様の事象が起こっている」とのことで、日本語が満足に通じてもこの状況ですから、海外メディアにはさらに苦労されている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

 目に見えない脅威に翻弄され、混乱のまま突入する五輪本番。今後もさまざまな想定外の事態を覚悟しつつ、五感をフル回転させて可能な限りの「生の声」を届けたいと思います。 (運動部・山戸英州)

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