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【歳川隆雄 永田町・霞が関インサイド】菅首相“3つの衆院選シナリオ” 支持率の危険水域で「選挙の顔」交代論も 命運握るのはワクチン (1/2ページ)

 7月23日、東京五輪が開幕する。「東京五輪」と「ワクチン」を両輪とする菅義偉首相の政治決断が、吉と出るか凶と出るかは予断を許さない。

 現時点で、東京五輪・パラリンピック後の、衆院解散・総選挙の行方を占うと、次のようになる。

 シナリオ(1)=菅首相はパラリンピック閉会式翌日の9月6日に臨時国会を召集し、冒頭に衆院を解散する。同28日衆院選公示・10月10日投開票。「オリパラ実施した総選挙」になる。

 シナリオ(2)=臨時国会で巨額の2021年度補正予算を成立させたうえで、衆院議員任期満了の10月21日に衆院を解散。11月9日公示・同21日投開票。「ワクチン普及・経済対策総選挙」にする。

 シナリオ(3)=NHKの最新世論調査で、内閣支持率33%、不支持率46%となった。五輪の「無観客」開催で自民党支持コア層が離れ、開催強行で無党派層が不支持に回り、8月半ばには20%台に下落。五輪後、菅首相が総裁選不出馬を決断し、新総裁選出・選挙管理内閣が誕生して10月5日公示・同17日投開票。

 菅政権発足後、支持率が最低、不支持率が最高となったNHK調査を、どう見るかである。

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