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危険!中国ワクチンが“世界侵食” 接種済みインドネシア医療関係131人が感染死 識者「抑制率は“誇張された”データにみえる」 (2/3ページ)

 確認されている限り中国製ワクチンのみを確保しているアラブ首長国連邦やバーレーンでは60%超、モルディブやシンガポールも40%超が接種を完了し、感染拡大の兆候はみられない。

 だが、中国製ワクチンを接種しながら感染者数が急増する国もある。

 米ジョンズ・ホプキンス大の集計では、ジンバブエやセネガルで今月に入り新規感染者数が過去最多を連日更新、カンボジアでも増加傾向が続く。カンボジアの接種完了の割合は14日時点で、23・94%で日本よりも高い。

 中国製ワクチンの割合が高い国で感染が増えていることについて「中国製ワクチンの感染予防効果が低いためではないか」との見方を示すのは、東北大災害科学国際研究所の児玉栄一教授(災害感染症学)。

 「途上国へのワクチンの不均等分配が一因の可能性もあるが、ワクチンの効果も限定的だとみられる。中国はようやくワクチンの効果に関する研究論文を出したが、接種国の実際の感染状況と比べると、抑制率について“誇張された”データにみえる」と指摘する。

 死者が増えている国もある。インドネシアの民間調査機関によると、6月以降だけで医療従事者131人がコロナ感染で死亡したが、大半がシノバック製ワクチンを接種済みだったという。このため、同ワクチンを接種した医療従事者に米モデルナ製の追加接種を決めた。

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