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中国でカラオケの楽曲規制へ 「国家に不利益与える」と判断される曲は? (1/2ページ)

 中国政府は7月中旬、「カラオケ店の音楽に関する暫定管理規定」を公表し、中国当局が国家によって不利益な影響を与えると判断した曲はカラオケの楽曲リストから外すことを明らかにした。今後、楽曲のブラックリストを作り、発表するという。

 実施されるのは今年10月1日からで、習近平指導部は国家・国民を団結させるため思想統一を強化しているが、ネット上では「国民的な娯楽であるカラオケまで規制するのはあまりにもいき過ぎだ」との不満の声が早くも出ている。米政府系報道機関「ラヂオ・フリー・アジア(RFA)」が報じた。

 規定によると、「国家の統一、主権、領土保全を危険にさらす」「国家の安全、名誉、利益を害する」「民族的憎悪を煽る」と審査会が判断した曲は禁止され、カラオケのリストから削除される。これに加えて、暴力や賭博、麻薬などを助長するような曲や、他人を侮辱するような曲もブラックリストに入れられるという。

 禁止する理由について、規定は「社会主義の核心的価値観を発展させ、国家の文化とイデオロギーの安全を守るため」としている。まだ、具体的な曲名は明らかにされていないが、管理規定を公表した文化観光省は「2020年だけで、違反する歌は100曲以上確認されている」と発表している。

NEWSポストセブン

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