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28日は土用の丑の日…ウナギの楽しみも「新様式」 立ち食い、ドライブスルーも (1/2ページ)

 28日は土用の丑の日。新型コロナウイルス禍が長引く中、ウナギの楽しみ方が変わりつつある。東京都内では全国でも珍しいウナギ料理の立ち食い専門店が6月にオープン。巣ごもり需要を追い風にふるさと納税ではかば焼きを返礼品とする申し込みが殺到し、ドライブスルーでうな重を受け取れるサービスも。「新様式」は好評のようだ。

 ■手軽さ

 7月の平日昼、格安でかば焼きやうな重を食べられる東京・渋谷の「名代 宇奈とと 笹塚店」。香ばしいにおいが立ちこめる店内に次々と客が訪れた。

 立ち食い形式で8席ほど。1人客が多く、長居する人はほぼいない。自動販売機で食券を買い求めて待つこと約5分。目の前で炭火焼きされたできたてのうな丼並盛り(1杯550円)が提供された。

 休憩時間に訪れたという近所の男性会社員(40)は「在宅勤務で食が偏りがち。立ち食いでも違和感はなく、手頃な値段で栄養価の高い料理が食べられてうれしい」と笑顔を見せた。

 運営会社の担当者は「あえて座席を設けないことで滞在時間が短くなり回転率が上がる。会話による飛沫感染リスクや『3密』も避けられる」と利点を説明、手応えを感じている様子だ。

 ■うなぎ上り

 ふるさと納税の返礼品としても人気のかば焼き。仲介サイト「さとふる」の担当者によると、返礼品として希望する寄付件数は6月1週目で前年の同時期より10倍超と“うなぎ上り”だ。目を引くのは、寄付1万円で受け取れる和歌山県有田市のかば焼き2本が入った真空パック約300グラム。全体でのウナギ料理の扱い数も前年比で約2・5倍増えたという。

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