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韓国“竹島ツアー”で露骨な挑発 「終戦の日」に上空を遊覧 資料を用いた教育時間、島土産のプレゼントも

 韓国南東部の広域自治体、慶尚北道(キョンサンプクト)は15日、日本固有の領土で、韓国が不法占拠する島根県・竹島(韓国名・独島)周辺を、飛行機で遊覧するツアーを実施した。日本の「終戦の日」や、日本による朝鮮半島統治からの解放記念日「光復節」に合わせたもので、露骨な挑発行為といえそうだ。

 聯合ニュースや地方メディアによると、ツアーは大邱(テグ)の空港から出発し、鬱陵(ウルルン)島と竹島を遊覧した。韓国の航空会社「ハイエア」の50人乗りの飛行機で、午前と午後の2回に分けて実施された。関係者も含めて、計90人余りが参加した。

 通常、竹島上空は韓国側が設定する軍事訓練地域のため、民間機が飛行できないが、慶尚北道が国防省と協議してツアー実施が決まったという。

 竹島に関する資料を用いた教育の時間も設けられ、島の名誉住民証や、島の空気が入った缶などの土産もあったという。

 朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「このタイミングで遊覧ツアーは、日本を挑発しているも同然だ。自治体主催だが、韓国政府は止めず『国も容認した』といえる。自由主義国による対中包囲網が構築され、日韓外交も重要な局面に来ているなか、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の韓国には自制心がみられない。日本政府は抗議程度で済ませず、国際司法裁判所に訴えるなど、毅然(きぜん)とした態度に出るべきだ。既成事実が積み上げられてしまう」と語った。

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