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金正恩の「復興住宅」大雨であっけなく崩壊…被災地で混乱 (1/3ページ)

 昨年9月に北朝鮮を襲った台風9号(メイサーク)により、国内最大の亜鉛の産地、咸鏡南道(ハムギョンナムド)端川(タンチョン)市の検徳(コムドク)鉱山では甚大な被害が発生した。

 現場の事情に疎い朝鮮労働党委員会が、作業員を早急に撤収させるべきとの現場の声を無視したことで、多くの人命が失われる結果を生んだ。その後、復旧作業が続けられていたが、最近の大雨でまた被害を受けてしまったと、現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

 昨年の災害後に建てられた復興住宅が大雨で崩壊。指揮部は、朝鮮労働党創建日の10月10日までに是が非でも復旧作業を終わらせよと指示を下しているが、現場では「絶対に無理」だと見られている。いわゆる「速度戦」方式で非現実的な工期がゴリ押しされれば、これまでのように深刻な人命被害が懸念される。

 (参考記事:「手足が散乱」の修羅場で金正恩氏が驚きの行動…北朝鮮「マンション崩壊」事故

デイリーNKジャパン

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