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【日本復喝】アフガン“退避作戦” お粗末な対応で邦人やスタッフ置き去り、外務省は大丈夫か (1/2ページ)

 逃げ足の早さだけは金メダル級だ-というと誤解を招きそうだが、国際社会にそういう印象を与えてしまった恐れはなきにしもあるまい。

 アフガニスタンの日本大使館の動きだ。イスラム原理主義勢力、タリバンが首都カブールを制圧してガニ政権が崩壊した8月15日、在アフガニスタン日本大使館は即刻閉館した。17日には日本人大使館員12人が英国の軍用機で出国し、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに退避した。

 外務省は17日、トルコのイスタンブールに臨時事務所を設置し、邦人保護などの業務に最大限取り組むと報道発表した。

 政権崩壊とタリバンの首都侵入で何が起きてもおかしくないなか、大使館員の命を守り、他国に外国公館の機能を移すというのは、危機管理上、やむを得ない判断だったのであろう。

 だが、大使館に勤務していた外国人スタッフや現地にいる邦人は置き去りのままである。カブールが陥落した15日、岡田隆大使はアフガニスタン国内にいなかったという報道(8月28日付朝日新聞朝刊)もある。

 筆者の取材に、外務省は「危機管理上、大使の所在も含めて個別の案件には答えられない」としている。

 仮に、陣頭指揮をとるべき人物が不在だったとしたら、対応が後手に回るのも無理からぬことだ。

 その結果が、自衛隊による「退避作戦」で移送できたのが「日本人1人とアフガン人14人」という事実だ。26日には空港へ向かうバス20台以上を用意したが、自爆テロ発生で移動を断念せざるを得ない不運が重なった。

 現地スタッフら約500人を、カブールと隣国パキスタンのイスラマバードの間をピストン輸送する計画だったという。

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