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【高橋洋一 日本の解き方】岸田政権と中韓北との関係はどうなる? 党内の3A体制が続くなら大きな路線変更ないだろう (1/2ページ)

 岸田文雄政権が誕生したが、中国や韓国、北朝鮮という東アジアの国々とどのような懸案事項があるのか。関係は変わる可能性があるのか。

 岸田氏は4日に召集された国会で首相に指名され、同日中に組閣した。新内閣で首相を除く閣僚20人を出身派閥で分けると、岸田派が3人、細田派が4人、麻生派が3人、竹下派が4人、二階派が2人、無所属が3人、公明党が1人だった。正直言って聞き慣れない名前が多いと思っていたら、初入閣者は13人だった。出身派閥でみると、細田派と麻生派への配慮は否めない。

 今国会では、所信表明と代表質問だけを行い、その後に解散すると見込まれている。その意味で、初入閣でも国会答弁をすることもないので、党主導で衆院選を戦うだけの「暫定政権」ともいえる。

 組閣では安倍晋三元首相と麻生太郎党副総裁に配慮し、党幹事長に甘利明氏を起用したことで、この3Aが岸田政権へ大きな影響力を持っているといえる。

 そうした意味では、内政も外政も、安倍政権とそれほど大きな変更はないだろう。それは、初入閣以外の大臣とその出身派閥をみるとわかる。財務相は麻生派の鈴木俊一氏、外相は竹下派の茂木敏充氏が留任、経済産業相は細田派の萩生田光一氏が横滑り、国土交通相は公明党の斉藤鉄夫氏、防衛相は細田派の岸信夫氏、官房長官は細田派の松野博一氏、少子化担当相は無派閥の野田聖子氏となった。

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