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中韓の妄想、一蹴せよ! 岸田首相の外交路線に「第2の宮沢政権」待望する中国 協力の模範示せると強調の韓国 「安倍氏の助言『聞く耳』を」屋山太郎氏 (1/3ページ)

 継続か、先祖返りか-。岸田文雄首相の外交路線が注目されている。安倍晋三政権の外相として中国や韓国に「物を言う外交」に携わってきたが、戦後「ハト派」路線を歩んできた「宏池会(現・岸田派)」の領袖(りょうしゅう)とあって、中国の習近平国家主席や、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は秋波を送り、関係改善を図ろうとしている。岸田首相は8日に行う初めての所信表明演説で、日米同盟を基軸に「自由で開かれたインド太平洋」を強力に推進し、中国に責任ある行動を強く求めると盛り込む方向で調整しているとされる。自由主義陣営の包囲網を乱そうとする、他国の陽動作戦に惑わされてはならない。

 

 「対話や意思疎通を強化し、相互信頼と協力を増やし、新時代の要求に合った中日関係の構築に努力すべきだ」

 習主席は4日、岸田首相にこうした祝電を送り、日中の関係安定化の必要性に言及した。

 中国情勢に詳しい評論家の石平氏は「通常は首相が送る書簡を国家主席が出したことから、岸田首相への期待がうかがえる」と分析する。

 岸田首相は、経済、軍事両面での覇権拡大を進める中国を視野に、経済安全保障の重要性を示し、担当大臣(=小林鷹之経済安全保障担当相)を置いた。同分野に精通する甘利明氏を幹事長に起用した。

 総裁選では中国について、「権威主義的・独裁主義的体制が拡大(している)」「隣国としての関係を考えなければならないが、言うべきことはしっかり言わなければならない」と語るなど取り付く島を与えていない。

 ただ、石平氏は「天皇陛下のご訪中が実現したのは宏池会の宮沢喜一首相時代で、岸田首相も『ハト派』のイメージが強い。中国が国際社会で孤立を深めるなか、岸田首相に『第2の宮沢』になってほしいと思っているのではないか」と分析する。

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