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【山口那津男 本音でズバッと】わが党はコロナ対策最優先で「分配」と「成長」の好循環目指す 清新な息吹と未知数の魅力を感じる岸田新内閣 (1/2ページ)

 岸田文雄政権が船出した。1日午前、自民党の岸田新総裁が公明党本部に来られ、丁重なあいさつを受けた。実は、私が1990年に衆院初当選して所属した「内閣委員会」の委員長が、岸田氏の父、文武氏だった。当時の委員会視察の思い出などを語り伝えた。

 その日の午後、自民党役員が決まり、公明党役員と初顔合わせの後、両党首間で署名した「連立政権合意書」を交わした。この合意書前文に「国民の声を聞き、謙虚な姿勢で真摯(しんし)な政権運営に努め、国民の命と健康、雇用と暮らしを守る」と、連立の重要な原点を明記した。

 自民党役員の顔ぶれを見ると、閣外から内閣と自民党を支える麻生太郎副総裁、岸田総裁誕生の推進役となった甘利明幹事長、総裁選後のノーサイドと挙党態勢の象徴である高市早苗政調会長と河野太郎広報本部長、若手抜擢(ばってき)の目玉ともいうべき福田達夫総務会長など、「老壮青のバランスと機動力」を期待できる布陣となった。

 岸田総裁は4日、衆参の首相指名選挙で自公の圧倒的な支持を得て、第100代首相に任命された。午後、自公党首会談を行い、直ちに組閣本部を設置し、岸田首相が閣僚予定者を呼び込んで「指示書」を手渡していった。

 新入閣13人のフレッシュさが目立つ。続投の茂木敏充外相と岸信夫防衛相、横滑りの萩生田光一経産相で継続性を保ち、松野博一官房長官、野田聖子少子化相、鈴木俊一財務相、わが党からの斉藤鉄夫国交相などベテラン勢で要所を固める陣容となった。総じて、清新な息吹と未知数の魅力を感じる内閣である。

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