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【衆院選2021年秋】宮城5区 難攻不落の「城」タレント力で崩せるか 立民・安住国対委員長vs自民・森下千里氏 (1/2ページ)

 「難攻不落の『安住城』をどこまで崩せるか。森下氏には華がある。会った人々を笑顔にさせるパワーがある」

 こう明かすのは、宮城県の自民党関係者だ。

 宮城5区(石巻市、東松島市など)は、立憲民主党の国対委員長として辣腕(らつわん)を振るう安住淳氏(59、当選8回)の牙城だ。その安住氏に挑むのは元タレントの自民党新人、森下千里氏(40)だ。宮城県議が明かす。

 「安住氏は1996年初当選以来、2005年の小泉郵政選挙や、12年の自民党による政権奪還選挙でも、8回連続で小選挙区で勝ち続けている。最近では、自民党候補にダブルスコア近い差を付けて圧勝だ。地元の自民党関係者からは『安住氏相手では、勝負にならない』と不戦敗ムードさえ漂っていた」

 頭を悩ました自民党が、地元選出の国会議員のツテで担ぎ出したのが森下氏だ。自民党関係者が説明する。

 「森下氏は愛知県出身だが、タレント時代に東日本大震災後に被災地入りし、『いつか役に立ちたい』と思っていた。復興支援のチャリティー活動などに携わっていたところ、出馬の話が出た。当時の二階俊博幹事長などと面会し、話がトントン拍子に進んだ」

 さらに、続けた。

 「彼女は頭の回転は速く、話術もなかなかだ。幹部会や記者会見などの立ち居振る舞いを見ても、そつなくこなしている。その一方で涙もろく、女性たちの間の評判もなかなか。当然、若者もターゲットだ」

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