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【高須克弥 Yes!高須のこれはNo!だぜ】どの層からも敵視されない岸田さん 自民党総裁選を振り返る (2/2ページ)

 その河野さんは菅前政権で閣僚を務めて人気を集めたけど、今回は選ばれないだろうと思っていた。決選投票で岸田さんと争って、結果は敗北。総裁として党の顔にはなれず、広報本部長として選挙のための顔になった。岸田さんの政策をアピールする役割だよね。麻生さんが河野さんに向けて「いろいろな意味で良い勉強、経験をされたと思う」と語っていたように、一時の人気だけで勝てるものではないということだろう。

 対中国で強硬姿勢を示していた高市早苗さんは、急激に波に乗ってすごい人気を集めていた。実施される時期がちょっとずれていたら、もっと躍進できていたのかもしれないね。政調会長だけど、政権公約には高市さんの主張が色濃く反映されているという。

 もう一つ、菅前政権についてもあらためて言及しておきたい。コロナ対応で批判を集めて1年という短命だったけど、たくさん働いた政権だったよ。東京五輪・パラリンピックの開催に向けて尽力したし、しっかりと緊急事態宣言の解除までこぎつけたしね。新規感染者数も減少傾向が続いている。もっと評価されていいと思うね。

 ■高須克弥(たかす・かつや)  美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。「大炎上」(扶桑社新書)、「全身美容外科医」(講談社+α新書)など著書多数。

 

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