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【室谷克実 新・悪韓論】韓国エネルギー計画のハチャメチャ COP26「脱石炭」に躊躇なく署名も“言い訳”大前提か 文大統領「クリーン水素先導国家」の壮大な未来構図 (2/2ページ)

 「クリーン電源への移行の加速化を支持するものであり、脱石炭の期限に同意したものではない。(石炭削減に)努力するという意味」

 つまり「努力したが駄目だった」と、いずれ言い訳することを大前提に署名したというのだ。

 このところ反政権のスタンスを鮮明にしている中央日報(11月6日)には、当局者や識者の引用ではなく、記者の地の文書として「今回の合意は声明であり、強制的な拘束力はない」とあった。守る気など、最初からないのだ。

 韓国の「50年の全廃」目標の前段には、炭素排出量を30年には18年実績より40%減らすとの計画がある。が、それすらも韓国内では実現性が疑われている。

 それに対して、文大統領はこのところ「水素」に言及する。「クリーン水素先導国家になる」と言うのだ。

 大統領には、水素エネルギーを活用すれば、脱原発を進めつつ石炭火力を全廃してもエネルギー不足に陥らないという壮大な未来構図がある。

 おそらく彼には、韓国の水素関連技術の現状を伝える記事など目に入らないのだろう。

 中央日報(11月1日)は、「水素1トンを生産するのに二酸化炭素10トンを排出」と韓国の技術レベルを伝えている。(室谷克実)

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に『悪韓論』(新潮新書)、『反日種族の常識』(飛鳥新社)、『呆韓論』(産経新聞出版)、『韓国のデマ戦法』(同)など多数。

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