韓国大物教授、教え子に壮絶“パワハラ” 殴打、軟禁、果ては糞尿を… (1/2ページ)

2015.07.26

★ノンフィクションライター・高月靖氏リポート

 大学社会において教授職など一定のポストにある者が、立場を利用し、アカハラ(アカデミック・ハラスメント)やパワハラ、セクハラに走るケースはどの国でもある。だが、今回、朴槿恵(パク・クネ)政権下の韓国で明らかになった大学教授の事件は世界でも例をみないのではないか。人としての尊厳を踏みにじるおぞましい行為の数々に韓国社会の動揺は激しい。騒然とさせた事件の顛末と深層をノンフィクションライターの高月靖氏がリポートする。

 無抵抗のまま殴打される男性、その顔や足に残るむごたらしい傷跡…。2年以上にわたり凄惨な拷問を受けていた被害者の映像が、今月14日から韓国主要メディアで繰り返し流れている。韓国社会が特に大きな衝撃を受けているのは、これが大学の師弟関係がもたらした犯行だからだ。

 被害者の大学院生Aさん(29)は、2012年からソウル近郊の私大・江南大学で絵画デザイン学部のB教授(52)に師事。教授が代表を務める学会事務局で働き始めた。B教授は大統領の表彰歴を持ち、与党・セヌリ党の政策諮問委員まで務めた韓国デザイン界の大物。同じ道で教授を目指すAさんは、B教授への師事で成功が約束されたはずだった。

 だがB教授は翌年3月からAさんへの暴行を開始。「仕事ができない」「気に入らない」というのが理由だ。バットや鈍器で常習的に殴打されたAさんは全治6週間の重傷で入院、手術まで受けた。B教授はその後、体に証拠が残らない方法での暴行に転換。頭にかぶせたポリ袋のなかに護身用スプレーを噴霧、さらにペットボトルに詰めた自分たちの糞尿を食べさせるなどの行為を繰り返した。

 「人糞を食わせる行為は16回に及んだ。おかげでこの事件は『人糞教授事件』の名で連日報道されている」(現地日本人フリー記者)

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。