韓国「自殺率ランク」最悪実態 朴政策も効果なし 高齢者「経済苦」深刻化 (2/3ページ)

2015.12.16

OECD加盟国の自殺率ワースト20 ※「OECD健康統計2015」から抜粋して作成。単位は10万人あたりの自殺者数。数値は各国の13年統計あるいは直近のものによる
OECD加盟国の自殺率ワースト20 ※「OECD健康統計2015」から抜粋して作成。単位は10万人あたりの自殺者数。数値は各国の13年統計あるいは直近のものによる【拡大】

 「短期間で高度成長を遂げた歪みで、年金制度の整備が追いついていない。国民年金制度が始まったのは1988年、農漁村地域を経て、都市自営業者にまで行き渡ったのが99年だ」とは韓国政府関係者。

 現在でも老齢年金受給者は、60歳以上人口の35・3%(2014年)で、平均額は33万ウォン(3・5万円)。受給者の半数超が月25万ウォン(2・7万円)との報道もある。韓国は1人あたりの最低生活費が月63万ウォン(6・7万円)とも言われるだけに、年金だけでは生きてはいけない計算になる。

 「漢江の奇跡」と呼ばれた1970年代の高度成長。これを支えた世代が、低収入や借金に苦しんでいるわけだ。

 高齢者をめぐる経済苦は、熟年離婚、高齢者虐待、高齢者犯罪、自殺−など深刻な問題も招いている。

 韓国の自殺率は、OECD加盟国の中で10年以上ワースト1位として知られる。その主因は高齢者で、「高齢者自殺率」に着目すると10万人あたり81・9人(2012年)、全年齢平均の3倍近くに相当する。

 「高齢者の犯罪も如実に増えている。警察に摘発された人数は、11年の6万8836人に対して14年は8万7583人。この間の高齢者人口は12%増、摘発者数は27%増となった」(先のメディア関係者)

 そのほか高齢者虐待は、38・8%が息子によるもの(13年、保健福祉部=厚生労働省)。近年は高齢化した子供、高齢夫婦間による「老々虐待」の増加も目立つ。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。