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【江尻良文の快説・怪説】ソフトバンク・王会長の“旗振り役”!? 「16球団拡張案」にやはり名乗り出た“陰の仕掛人” (2/2ページ)

 会議に出席した12球団代表者のメンバーから、「スト回避。古田が折れた」という極秘の連絡が入ったからだ。ところが「スト回避」情報から1時間近く経ち、「スト決行!」という大どんでん返しの結論になった。

 前出関係者が真相を語る。「一度、古田がスト回避を口にしたのは事実です。ところが、オリックスに球団買収された近鉄の選手が激怒。『何が今更ストライキ回避だ! ストライキはあくまで決行する』という怒りの正論発言で、史上初のストライキ決行に逆戻りしたんです。世の中で伝えられている古田選手会長の伝説とは真逆です」。

 それなのに今回、王球団会長が世に問う「16球団制度拡張」に対して、伝説の選手会長のまま、旗振り役をしようとしている。

 06、07年とヤクルトで選手兼任監督を務めたが、結果を出せず2年で解任。新規参入のソフトバンク、楽天といった親会社がIT企業の球団の監督を虎視眈々と狙ってきたが、もう54歳だ。王球団会長の「16球団拡張案」への後押しは、プロ野球界の監督人事も若返りが進む中で、ラストチャンスをつかむことを狙った、アドバルーンの思惑が見え隠れする。

(江尻良文)

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