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中日、厳冬更改で選手会抗議文騒動も 8年ぶりAクラス程度で“銭闘”なんて「甘っちょろい!!」の声 (1/3ページ)

 新型コロナウイルス対策で入場者数を制限するなど、今季のプロ野球12球団は経営に大打撃を受けた。とりわけ契約更改交渉で厳冬オフを打ち出した中日では、最優秀中継ぎのタイトルに輝いた福敬登投手(28)ら3選手が相次いで保留。日本プロ野球選手会から「選手と球団の信頼関係を維持できない状況」などとして、球団に抗議文が届く異例の事態に発展した。舌禍を繰り返す交渉役の加藤宏幸球団代表(61)に批判が集まる一方で、8年ぶりのAクラスで“銭闘”に入った竜ナインに対しては、常勝時代を知る球団関係者から「甘っちょろ過ぎる!」と怒りの声も上がっている。(山戸英州)

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 中日は11月30日、名古屋市内のホテルで球団納会を行った。選手会から抗議文が届いてまだ2日後というタイミングだけに、出席した大島宇一郎球団オーナー(56)=中日新聞社社長=は報道陣を制し「黙して語らず、今日は話しません」とピリピリ。思わぬ形で“渦中の人物”となった加藤代表と、何やら密談を交わすシーンもあった。

 一連の騒動を振り返ると契約更改初日の同26日、沢村賞に輝いた大野雄大投手(32)とともに最優秀バッテリー賞に選ばれた木下拓哉捕手(28)が、2時間以上の話し合いの末に12球団第1号の保留。「金額とかじゃない。納得してからサインしたい」と説明した。