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【小田幸平 ODAの第2捕手目線】毒にも薬にも「臨時コーチ」の難しさ 思わぬ軋轢を生むことも (1/2ページ)

 1日に一斉にスタートした春季キャンプは、実戦が始まった球団もあり、選手の動きも本格化してきました。期待のルーキーや新戦力の話題で盛り上がるのがキャンプですが、みなさんはひいきのチームに顔を出す「臨時コーチ」の存在はどうお感じでしょうか?

 球団OBが務めることもあれば、過去に全く所属したことのない球団に関係者の縁でやってくる人もいます。

 私の古巣中日で指導する立浪和義氏(51)は熱心な教えに選手たちの反応も上々。やはりロッテで指導する松中信彦氏(47)は井口監督が松中氏と同期入団で互いに厚い信頼関係があったことから実現したのでしょう。現役時代に抜群の実績を誇る三冠王の指導を選手たちはこぞって請いに行っているようです。ヤクルトの古田敦也氏(55)も大きな話題になっています。

 球団はなぜ、臨時コーチを使いたがるのか。大物OBが毎日キャンプに登場するという話題作りもありますが、外部からの視点を入れることで違った指導を期待するということもあります。臨時コーチはだいたい1週間から2週間ほどの期間ですが、たったそれだけでも選手が劇的に伸びるきっかけになり得ます。