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【福島良一 メジャーの旅】エンゼルス大谷、日本人初の本塁打王は夢ではない (1/2ページ)

 日本人メジャー最速30試合目で2桁本塁打に到達したエンゼルス大谷翔平投手。今季から大リーグは使用球を飛ばない仕様に変更し、2015年以降最少の1試合平均1・14本塁打と大幅に減少もお構いなしだ。

 思えば、1995年大リーグは史上最長232日間にも及ぶストライキの影響で人気低迷。そこで一部の噂によると高い反発力あるボールを採用。20年代にベーブ・ルースが出現して以来、豪快なホームランに人々が熱狂してきたからだ。

 すると、98年にマーク・マグワイア(カージナルス)とサミー・ソーサ(カブス)が史上空前の本塁打レースを展開。ロジャー・マリス(元ヤンキース)の61本という不滅の大記録を超えるペースでホームランを量産。全米中の注目を集めた。

 そして、9月8日にマグワイアが新記録となる62号を放ち、最終的に前人未到の70本塁打をマーク。一方、ソーサも66本塁打と善戦し、世界中のファンが熱狂。パンチョさんと私も歴史的瞬間を目撃し、野球人気復活を肌で感じた。

 それから3年後にはバリー・ボンズ(ジャイアンツ)が新記録の73本塁打をマーク。だが、彼らに薬物使用疑惑が浮上し、のちにマグワイアは薬物使用を認めて謝罪。米球界のステロイド時代はほぼ終わり、ホームラン時代も終焉(しゅうえん)を迎えた。

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