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【清水秀彦 そういうことだろ~】井原の愛弟子、ボローニャ・冨安は必ずビッグクラブで活躍するだろ~

 --サッカーのイタリア1部で23日の最終節、DF冨安健洋(22)擁するボローニャはユベントスに1-4と完敗でした

 清水「でも今シーズン、日本代表の海外組でしっかり活躍できたのは冨安だぜ」

 --ボローニャ2季目で何が変わりましたか

 「とにかくタフだね。あとはセンターバックだけでなく、右サイドバックやボランチまでできる。それも欧州トップリーグのイタリアでね。こんな日本人選手は彼が初めてさ。だろ~?」

 --J1福岡で冨安を育てたJ1柏・井原正巳コーチ(53)は現役時代、横浜Mで清水さんの指導を受けました

 「井原と似ている部分もあるが、スケールは冨安の方が上だ。DFには絶対不可欠なヘディングの技術も冨安の方がある。井原はもともと攻撃的な選手で、DFの選手がするヘディングではなかった」

 --手放しの賛辞ですね

 「少し、褒めすぎかな(笑)。井原を少しフォローをすれば、あいつが冨安と同じ22歳のときはまだJリーグ発足前でアマチュア。代表も苦しい時代だった。その環境の差が一番大きい。だって冨安はクリスチアーノ・ロナウドらとマッチアップするんだから」

 --そんな大物と対峙して、たとえミスをしても落ち着いている

 「それをしっかり根付かせたのが井原だね。決して慌てるな、と。ピッチでドタバタしない素振りは井原もそうだったから。どんなときも動揺はしなかった。だからキャプテンにもした」

 --日本代表でも不動の主将だった

 「冨安も十分、代表でも主将はいける。欧州リーグでコンスタントに活躍する、日本を代表する主将になるぜ」

 --今後はビッグクラブへの移籍もあるかと

 「声がかかると思うよ。思えば井原だって、時代が違ったら欧州リーグには間違いなく移籍していたから。井原の夢だったことを、愛弟子の冨安が実現してくれるよ」(元J1仙台監督・清水秀彦=聞き手・久保武司)

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