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笹生優花、全米女子Vでゴルフブーム誘う 関連株も急騰、松山マスターズVやコロナも追い風

 女子ゴルフのメジャー、全米女子オープン選手権を笹生優花(19)が制したことで、7日の東京株式市場でゴルフ関連銘柄が値を上げる場面があった。ご祝儀相場の意味合いもあるが、実はゴルフ人気は一過性ではない。男子で松山英樹(29)がマスターズ王者になるなど注目度が高い上、コロナ禍で若年層を中心にブームが再燃しているのだ。

 7日の市場では、東証1部上場で、ゴルフ情報サイト運営やゴルフ場予約を手掛けるゴルフダイジェスト・オンラインの株価が一時、前週末終値比130円(10・2%)高の1401円を付けた。終値は49円高の1320円。市場関係者からは「普段大きく値が動く業種ではないので、笹生の影響によるものだろう」との声が上がった。

 笹生のスポンサーで、東証2部上場の塗料メーカー、ロックペイントは取引開始直後に株価が5・9%高となった。終値は25円高の785円だった。ゴルフ用品を扱うヨネックスや、全米女子オープンを中継したWOWOWの株価も朝方に急騰する場面があった。

 市場関係者は新しい材料が好きで、こうした関連銘柄が一時的に物色されることはよくあるが、ゴルフ人気は以前から高まってきている。

 ゴルフ人口は減少傾向が続いてきたが、コロナ禍でも「3密」を回避できるスポーツとして若年層にも人気となり、ゴルフ用品店「ゴルフ5」を運営するアルペンでは、今年1~3月期のゴルフ事業の売上高は前年比11・9%増と好調だ。

 「ゴルフパートナー」を傘下に置くゼビオホールディングスも、ビギナー層の増加を背景にゴルフ用品・用具部門が増収となった。

 全米女子オープンでは畑岡奈紗(22)がプレーオフで優勝を争った。19年の全英女子オープンを制した渋野日向子(22)を含めて日本勢が世界で実力を発揮しており、子供にゴルフを教えたい親御さんも増えそうだ。

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