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【清水秀彦 そういうことだろ~】A代表、6月の収穫は谷口彰悟&守田英正 「最終予選は、ぶっつけ本番でうまくいくほど甘くない」

 --サッカー日本代表の6月シリーズも、15日のカタールW杯アジア2次予選キルギス戦(吹田)で一区切り。ここまで全勝ですが、どうご覧になりましたか

 清水「相手が消極的すぎる。日本にガツガツ向かってくるチームはひとつもなかった」

 --そんな中で新たな発見はありましたか

 「五輪代表のオーバーエージ(OA)枠に選ばれてDF吉田(イタリア1部サンプドリア)、MF遠藤(ドイツ1部シュツットガルト)、酒井(J1浦和)の3人が抜けたよな。でも、A代表は決して戦力ダウンしていない。普段、A代表の試合に出ていない選手のポテンシャルの高さは確認できたね」

 --具体的に挙げると

 「DF谷口彰悟(J1川崎)やボランチの守田英正(ポルトガル1部サンタクララ)は主力レベルといってもいい」

 --でも同じポジションに吉田や遠藤がいるじゃないですか

 「彼らが谷口や守田と何が違うかは、それは経験さ。場数を踏んでいるかどうかの差だけだよ。谷口や守田は代表での経験が少ない。彼らが出た試合で勝つか負けるか、ギリギリの展開をひとつもやっていない」

 --A代表はずっと海外組頼みでしたからね

 「それはこれまでの外国人監督が、海外組を偏重して起用してきたからさ。守田も海外移籍したのは今年1月だからね」

 --今回の代表戦シリーズでアピールできた国内組は、9月開始の最終予選にも招集されますね

 「ただ、2次予選では緊張感がある試合を全くこなせていないからね…。老婆心ながら、『大丈夫かな?』と思っている。最終予選は、ぶっつけ本番でうまくいくほど甘くないぜ」(元J1仙台監督・清水秀彦=聞き手・久保武司)

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