記事詳細

陸連を悩ませる「3枠目の男」 男子100メートル、一発では決まらぬ複雑さ 陸上日本選手権 (1/2ページ)

 東京五輪代表選考を兼ねた「陸上日本選手権」(大阪・ヤンマースタジアム長居)の男子100メートル決勝が25日に行われ、多田修平(25)=住友電工=が10秒15で初優勝した。

 「今まで以上に集中した。優勝できてホッとしています」

 自己記録9秒台を持つ選手が4人集まった、まれに見る厳しいレースのなかで一番に駆け抜けたのは自己記録10秒01の多田。この4年間を振り返り「苦しかった。日本選手権も5位(下位)ばっかり。やっと納得して復活した」。インタビューでは感極まり涙する一幕もあった。

 前日24日に25歳の誕生日を迎えたばかり。地元の大阪で自国開催の五輪出場を決め「最高のプレゼントになった」と頬を緩めた。

 先日、日本新記録の9秒95を記録した山県亮太(29)=セイコー=は10秒27で3位入着。2人は同種目での東京五輪出場内定となったが今後、日本陸連関係者が頭を悩ませるのは「3枠目」に誰を選ぶかだろう。

関連ニュース