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勝った瞬間の“ドヤ顔”意味は千秋楽に…白鵬、復活Vへやる気満々 大相撲名古屋場所

 6場所連続休場から進退を懸ける横綱白鵬(36)=宮城野=は、新小結の明生(25)=立浪=を掛け投げで下し、白星発進した。

 3月場所はリモート取材に応じることなく3日目から休場し、今場所直前の取材対応もなかったが、初日白星でホッとしたのか、この日は「お疲れさんです」と明るい表情で登場。昨年7月場所以来1年ぶりのリモート取材で、「いろんな思いがあるし、しゃべったら今日終わりません。“ただいま”という感じですかね」と上機嫌だった。

 得意の右四つとは逆の左四つとなり苦戦も明生が外掛けにきたところを利用し、土俵際の投げの打ち合いに勝利。「(明生は)重さがあったし、最後外掛けにいくあたりが上手さもあった。そこを経験と上手さで、ちょっと上回った感じですかね」と自画自賛した。勝った瞬間に気迫に満ちた表情を見せた心境を聞かれると、「まぁ、それは千秋楽に言います」とニヤリ。奇跡の復活しか頭にないようだ。

 しかし、伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「前に前にという形ではなかった。反対の四つ。それでも勝てると思ったのかもしれないけど、前に出る馬力(がない)。前に出られなかったんじゃないかな」と厳しい評価。過去50年で場所中に引退を表明した横綱の多くは、3日目までに黒星先行で引退に追い込まれているだけに、序盤で波に乗りたいところだ。 (塚沢健太郎)

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