記事詳細

ニッポンバレー奮い立て! “龍神”西田、芸術的跳躍力でチームにも弾み “火の鳥”「ママさん主将」荒木が勇気と感動 (2/2ページ)

 一方、中田久美監督率いる「火の鳥NIPPON」の女子は、4回目の五輪出場で「ママさん主将」の荒木絵里香(36)が大黒柱。出産後、日本代表に戻ってきた。いまの『女性活躍社会』をかたちにしている彼女のプレーは必ずや、勇気と感動をくれるはずだ。

 女子バレーといえば、1964年東京五輪の「東洋の魔女」による金メダルなど、輝かしい歴史を刻んできた。中田監督の目標は12年ロンドンでの銅以来、2大会ぶりのメダル獲得だ。

 チームはディフェンシブだが、攻撃のバリエーションも多く、実に器用で調和が取れている。注目点はズバリ、エースの石井優希(30)や古賀紗理那(25)、黒後愛(23)がどれだけ勢いあるプレーで得点できるかだ。

 確かに、中国やブラジルなどトップを争うチームとはまだ力の差はあるが、サーブを着実に決め、これまで使ってはいない「奇策」で相手を惑わすプレーもできればいい。その意味で、石川真佑(21)が機動力を生かし、大柄な海外選手を翻弄する大胆なプレーを見せられるかもポイントになる。特筆したスーパーエースがいないだけに、誰が日替わりでヒーローになるかも楽しみだ。

 あさひ・けんたろう 1975年、熊本市生まれ。身長199センチ。鎮西高で「春の高校バレー」準優勝。法政大在学中に日本代表に選ばれ、サントリーではVリーグ3連覇に貢献。2002年にビーチバレーに転向し、08年の北京五輪で9位、12年ロンドン五輪19位。16年の参院選東京選挙区で自民党から初当選し、現在は国土交通政務官。

関連ニュース