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3大会ぶり金へ 最強アメリカ撃破の切り札、急成長の“ビッグベイビー”後藤希友投手 (1/3ページ)

 ■ソフトボール 1次リーグ 

 北京五輪以来3大会ぶりに五輪競技に復帰した女子ソフトボールは、25日のカナダ戦(横浜スタジアム)を延長8回サヨナラで制し、銀メダル以上が確定した。1次リーグ4戦全勝の立役者の1人が、チーム最年少ながら全試合に救援登板して大車輪の活躍を見せている後藤希友(みう)投手(20)=トヨタ自動車=だ。急成長を遂げた“ビッグベイビー”が27日の決勝で、世界最強の米国代表を撃破する切り札となる。 (山戸英州)

 勝てば1次リーグ2位以上が決まる一戦で、両チーム無得点の7回から4戦連続でリリーフを託された後藤は、タイブレークの8回まで6者連続三振の圧巻投球。チームのサヨナラ勝ちを呼び込み、「しっかり準備はできていた。投げたいボールをきっちり投げられているのが一番」と胸を張った。

 21日のオーストラリアとの初戦で五輪デビューを飾ると、続く22日のメキシコ戦で日本の救世主に躍り出た。先発した絶対エース上野由岐子投手(39)=ビックカメラ高崎=が7回に同点とされ、なお無死一、二塁のピンチに登板。補飛と連続三振で火消しに成功すると、続くタイブレークの8回も無死二、三塁の絶体絶命のピンチを3連続三振で切り抜け、その裏のサヨナラ勝ちにつなげた。その勇姿を宇津木麗華ヘッドコーチ(58)は「昔の上野に見える」と絶賛。新ヒロイン誕生を予感させた。

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