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4回戦敗退の張本「チョレイ」卒業次期 コロナ禍の特別ルール対策も課題 卓球シングルス (1/2ページ)

 27日の卓球男子シングルス4回戦で、第3シードの世界ランキング4位、張本智和(18)=木下グループ=が同28位のダルコ・ヨルギッチ(22)=スロベニア=に3-4で敗れた。初の五輪は初戦から急なスケジュール変更や右手の負傷など波乱続き。雪辱を懸ける男子団体戦(8月1日から)では、コロナ禍の特別ルール対策も課題となる。

 「力負け。相手のプレーに自分が対応できなかった」と張本は振り返った。ヨルギッチはバックハンドを得意とし、男子の倉嶋洋介監督(41)も「欧州でトップ4に入る実力」と評する若手有望株。一進一退の攻防は3-3での最終ゲームまでもつれたが、最後は相手の勢いに押し切られた。

 張本は2018年の全日本選手権男子シングルスで優勝、20年の男子W杯シングルス銅メダルなど好成績を残し、五輪初出場ながらメダルを期待されてきた。五輪でのプレーは「楽しくも怖かった」といい、「普段の思い切ったプレーができなかった」とも語る。

 特に配慮しなくてはならないのは、もはや代名詞ともいえる「チョレイ」の雄たけびだ。コロナ禍で開催される東京五輪では、通常のルールに加えて感染防止策として「卓球台の上で手を拭かない」「不要な声出しをしない」などの新ルールが追加された。このルールが適用された今年1月の全日本選手権で、張本は審判からたびたび掛け声を注意され、その影響もあったのか準々決勝敗退に終わった。