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棄権に広がる称賛の声 米体操女子のバイルス 「メンタルヘルスの問題」で個人総合決勝に出場せず

 前回リオデ五輪で金メダル4個を獲得した体操女子米国代表のエース、シモーン・バイルス(24)=米国=は心の問題と戦っている。団体総合決勝を途中棄権したのに続き、29日の個人総合決勝にも「メンタルヘルスの問題」で出場しないことが28日、発表された。

 世界選手権で男女を通じて史上最多19個の金メダルに輝き、今大会でも五輪人気の高い米国で最大級の注目を浴びていたヒロイン。だが27日の団体決勝では、最初の跳馬で低調な演技に終わると残りの種目に出場せず、米国は銀メダルに終わった。本人は棄権の理由を「ストレスが高い状況に置かれるたび、パニックのような状態になる。自分自身の頭と戦っている」と涙ながらに語っていた。金メダルなしで東京を去ることが決まり、全米で大きな衝撃とともに、勇気ある撤退を称える声が広がっている。

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