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史上初のメダル確定、バスケットボール女子代表 スモールボールに勝機 あす絶対女王・米国と決勝 (1/2ページ)

 すでに今大会の日本勢で最大のサプライズと言っていいだろう。1976年モントリオール大会の5位がこれまでの最高成績だった、バスケットボール日本女子代表が準決勝も突破して史上初のメダルを確定。8日の決勝で五輪54連勝中の絶対女王、米国代表に挑む。

 開幕前に八村、渡辺のNBA勢を擁する男子と比べ、女子の下馬評が低かったのには相応の理由がある。五輪の1年延期の間に主力が次々と引退し、身長193センチのエース・渡嘉敷も負傷で代表漏れ。それでもホーバス監督は堪能な日本語で、「日本のバスケをやれれば相手は関係ない。目標は金メダルだ」と自信を語っていた。

 平均身長は8強に進んだチームで最も低い176センチ。現役時代に長く日本でプレーし、伴侶も見つけた指揮官は日本人の特性を深く理解したうえで、高さ不足を豊富な運動量と3点シュートで補う「スモールボール」に勝機を見出した。

 野球日本代表が長打力で勝負せず、つなぎの打撃と走力に特化した「スモールボール」でWBCを2連覇した姿とも重なる快進撃。その象徴が162センチの司令塔、町田瑠唯(28)=富士通=だ。6日の準決勝でも五輪新記録の1試合18アシストをマークし、強豪フランス代表を87-71で圧倒。本人は「みんなに感謝。あんまり良くないパスも決めてくれる」と謙虚だが、今大会でのアシスト総数も2位の30本に大差の69本に達し、MVP級の活躍を見せる。

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