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甲子園開幕も“寄付金”ピンチ 達成率わずか6% 「高野連と朝日が負担すればいい」の声も (2/2ページ)

 大会を中継するNHKとABCテレビから放映権料を得ておらず、チケット収入が頼りで、1大会あたり「4億円超が必要」と同連盟関係者。コロナ禍前の2019年の第101回大会の収支決算によると、2億円超の剰余金が出ているが、各地方高野連への支援や野球振興、105回記念大会への積み立て費に充てられており、ギリギリの運営が迫られている。

 支援額は50万円(9日現在支援者1人)、30万円(同0人)、10万円(同2人)から3000円(同332人)まで8段階。クラウドファンディングは返礼品が豪華なほど金額が集まりやすいが、どの額でも同じで「A-portのページにお名前掲載」「感謝のお手紙」「寄付金受領証明書」の3点。これでは高校野球マニアには響かなかったようで、財布のひもを緩ませるまでに至っていない。

 ネット上では「今まで散々もうけてきた高野連と朝日が負担すればいい」と突き放す声も多い。先の関係者は「大会が盛り上がれば寄付も伸びるはず」。球児頼りの現状も浮き彫りになった格好だ。

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