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【神谷光男 スポーツ随想】“世紀の愚行”河村市長の金メダルかじり、気になる交換メダルの行く先 (1/2ページ)

 「公式見解としてお伝えします。メダルは食べられません」。東京五輪が始まって日本の金メダルラッシュに沸いていた7月末、大会組織委員会が投稿したツイートが話題になった。

 今回のメダルは使用済み携帯電話などからリサイクルした金属であることを説明した上で「噛んじゃダメ。でも噛むでしょうね」と続けた。

 ジョークとはいえ、まるでその後に起きた河村たかし名古屋市長(72)による“金メダル丸かじり事件”を予知した警告のようだった。もし河村氏が読んでいたら、こんなバカなことはしなかったかもしれない。

 2000年シドニー五輪の女子マラソンで優勝した高橋尚子(当時28歳)がメダルをかじる写真は、しぐさが若い女性らしくかわいいと評判を呼んだ。しかし、70過ぎたいいジイさんが噛むマネどころか、本当にガブリ噛みついた映像は“キモい”というしかない。

 表敬訪問のはずが、度を越えたパフォーマンスで大事な宝物を汚された女子ソフトボールの後藤希友(20)が所属するトヨタ自動車が「アスリートへの敬意や称賛が感じられない。不適切かつあるまじき行為」と激怒。その後の会見での棒読みのような誠意のない謝罪が火に油で、市役所には約1万件を超す抗議電話がかかったという。

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