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【勝者のワザ】最難関の5番パー4で、ただ1人バーディー奪う フジサンケイクラシック優勝・今平周吾 (1/2ページ)

 首位の石川遼に3打差の3位から最終日をスタートした今平周吾が逆転でシーズン初優勝を果たした。バックナインで2度の連続バーディーを含む5バーディー奪取で一気に突き抜け、終わってみれば逆に4打差をつける圧勝であった。

 「今日は、僕の日かもしれない」

 今平が、そう感じたのは5番ホールだったという。535ヤードと距離の長いパー4(通常営業ではパー5)。フェアウエーの落下エリアは狭く、なおかつグリーン左サイドは池。さらにグリーン手前のランディングエリアは池に向かって傾斜している。まさに最難関ホールである。

 最終日出場64選手が通過したところでの集計によるとパーが30人、ボギーが22人、ダブルボギーが11人。各選手が悪戦苦闘する中で、ただ1人バーディーを奪ったのが今平だった。

 うねりのあるグリーンの奥に立つピン。果敢に攻めたが、ボールはさらに奥のラフに転がり込んだ。パーセーブは至難。最悪ダブルボギーもある。この大ピンチで今平はロフト60度のウエッジを使い、低くスピンのきいたショットを打ち出し、エッジにワンクッションさせた。これがチップインとなってのバーディーであった。

 これが「僕の日かもしれない」と今平に思わせた1打だった。SWで低く、スピンのきいたショット。アマチュアが最も憧れるショットのひとつであろう。

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