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【福島良一 メジャーの旅】大谷翔平に気になる「ホームランダービーの呪い」 エ軍・マドン監督も「引っ張りモード」指摘 (1/2ページ)

 103年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」に前人未到の「50本塁打&30盗塁」など、幾つもの大記録や偉業達成への期待が高まるエンゼルス大谷翔平。その中で、やはり一番気になるのはホームラン王争いだ。

 今季前半戦に33本塁打を放ち、日本選手のシーズン最多記録も塗り替えてトップを独走。ところが、後半戦に入り10本塁打(9月9日現在)と大幅なペーススダウン。タイトル争いが激化し、予断を許さない状況になってきたからだ。

 本来は左打席からセンター、およびレフト方向へ大きな打球を飛ばす大谷だが、後半戦は逆方向への一発どころか、ヒットすら一本もなし。さらに得意とする速球を捉えられず、ホームランは変化球ばかり。深刻な打撃不振に陥っている。

 その内容からも、7月のオールスター前日に行われた本塁打競争出場に不振の原因があるのは明らか。一発を意識するとフォームが崩れ、体の開きが早くなるからだ。ジョー・マドン監督も「引っ張りモードになっている」と指摘していた。

 大リーグには「ホームランダービーの呪い」という言葉がある。本塁打競争に出場すると後半戦は成績を落とすというジンクスだ。それによって、極度のスランプに陥ったスラッガーはあとを絶たず。大谷のスイングにも影響を及ぼした。

 しかし、それは人によってさまざま。ロイヤルズのサルバドール・ペレスは本塁打競争に出場したにもかかわらず、後半戦に入って21本塁打と絶好調。大リーグ史上6人目の捕手で40本の大台に到達し、大谷を脅かす存在に急浮上した。

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