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“発足バブル”なし日本初の女子サッカープロリーグ開幕 「なでしこジャパン」の復権が一番の目標

 日本初の女子サッカーのプロリーグ「Yogibo WEリーグ」が12日、各地で開幕した。

 「WE」は女性活躍を意味する「Women Empowerment」の頭文字から付けられ、弱体化が止まらない「なでしこジャパン」の復権が一番の目標だ。

 参入条件は(1)年齢制限のない5人以上のプロA契約選手(年俸460万円以上)保有(2)5000人以上収容のスタジアム確保(3)3年以内に運営職員を50%以上、女性にする-など。クリアした11クラブで初年度はスタートし、来年5月まで行われる。降格はない。

 リーグ初代トップは、元女子日本代表で米メリルリンチなどの金融機関で資産運用に携わった岡島喜久子チェア(63)。「WEリーグに投資をしてほしい」と呼びかける。

 1993年に発足した男子のJリーグが教科書となるが、世界的なメジャー選手やなでしこの主力が参戦していないのは痛い。開幕カードとなったINAC神戸-大宮(ノエスタ神戸)の観衆は4123人。優勝候補同士が対戦した三菱重工浦和-日テレ東京V(味フィ西が丘)は2427人にとどまった。目標とする平均5000人の観客動員をクリアしないと黒字化は夢物語だ。 (編集委員・久保武司)

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