記事詳細

宝富士の連続出場記録で注目集まる白鵬の強靱さ

 =14日、東京・両国国技館

 西前頭5枚目の宝富士(34)=伊勢ケ浜=が、幕内連続出場を768回とし、現役単独1位に立った。

 東前頭7枚目の志摩ノ海(32)=木瀬=を突き落としで下し2勝目。宝富士は「そういう記録は自分の中で他にない。これからも大事にしていきたい」と継続に意欲をみせた。

 2011年名古屋場所の新入幕の際に、マツコ・デラックス似として注目を集め、12年4月には日本テレビの『月曜から夜ふかし』で共演。今回の幕内連続記録は、4度目の入幕となった13年初場所から続くが、そもそも09年初場所の初土俵から1度も休場がない。皆勤の理由を宝富士は「しっかり稽古してきたからだと思います。力士は休んじゃいけない」と明かした。

 同じ部屋の横綱照ノ富士(29)も「あの年で一生懸命、毎日稽古しているのは、自分の励みになる。すごいなと思います」と、土俵入りで太刀持ちを務める兄弟子をたたえる。

 宝富士に記録を抜かれたことにより、改めてクローズアップされたのが、これで現役2位になった横綱白鵬(36)=宮城野=だ。

 まだ優勝回数が1回だった大関時代の07年初場所から記録が始まり、4場所目の同年名古屋場所で横綱に昇進。15年秋場所3日目に休場し、767回でストップしたが、観客動員に苦戦した冬の時代に孤軍奮闘し、優勝回数を35回まで伸ばした。

 歴代1位は高見山(関脇)の1231回。横綱では歴代10位に863回の北の湖がランクインし、白鵬は歴代13位だが、横綱で8年間も休まなかったのは驚異的といえる。 (塚沢健太郎)