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【プロキャディーXのつぶやき】2年前からシニア参戦、クワカツさんがゴルフを続ける理由 「実はJGA主催競技で優勝したことがないからなんですよ」 (1/2ページ)

 先週の日本シニアオープンに続いて、9月30日から日本女子オープン(栃木県・烏山城CC)が、10月14日からは日本オープン(滋賀県・琵琶湖CC)が開催される。9月、10月は日本ゴルフ協会主催によるナショナルオープン花盛りなのだ。

 今年は研修生時代の先輩に声を掛けられて以来、シニアツアーでの仕事が増えた。レギュラーツアーとは違ってシニアツアーにはどこかアットホームな雰囲気が漂っている。勝負、勝負と目を血走らせている選手が皆無に等しいからだ。かつてはスタート前に挨拶するのが精いっぱい。しかも、お辞儀をしても応えてもくれなかった選手が、シニア入りしてからは柔和な顏に変わり、「おはよう」と向こうから声を掛けて来ることさえある。

 そんなシニアツアーに2年前から参戦している「クワカツさん」こと桑原克典さん(52)と話す機会があった。「50歳を過ぎ、コロナ禍でもプレーできる舞台があること自体に感謝していますよ」。人柄の良さは相変わらずだったが、続いて発した言葉に驚いた。「こうしてゴルフを続けているのも、実はJGA主催競技で優勝したことがないからなんですよ。勝ちたい!という思いがあまりにも強過ぎて、いつも空回りばかり。もう30年もそれが続いているんです」。若かりし愛知学院大学時代に全日本学生王座決定戦、全日本パブリック選手権で優勝し、1992年にプロ転向。98年には日本プロゴルフマッチプレー選手権で優勝を飾っている(ツアー通算2勝)けれど、確かにJGA競技ではない。

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